きれいな歯並びと正しい噛み合わせで、固いものもしっかりと噛めていれば、成長期の顎骨の発達は順調に進みます。また、歯が整然と並んでいると歯磨きがしやすいので、虫歯や歯周病にもなりにくくなります。
特に歯周病にかかってしまうと、お口の中の細菌が糖尿病や心疾患など全身疾患の要因となってしまうだけではなく、自分の歯を失う大きな原因にもなってしまいます。
「矯正=歯並び」と考えられがちですが、見た目だけの問題だけではなく、「正しい噛み合わせ」も歯を長持ちさせる重要な要素です。
噛み合わせが悪いと、顎関節症を引き起こす可能性も高くなります。
「80歳までに20本の歯を残そう」という「8020運動」を耳にしたことがある方は多いと思いますが、健康的な歯を長持ちさせるためには、正しい噛み合わせと良い歯並び、定期的なケアがとても大切です。