矯正治療について

歯並びをきれいにすることは見た目だけの問題ではありません。
噛み合わせを整え、虫歯や歯周病になりにくくすることで、お口全体の健康につながります。

歯並びが悪くなる理由

歯並びが悪くなる原因は複合的な要素が絡んでおり、一概に語ることはできません。
昔に比べ、食生活や環境が大幅に変わった現代人の顎の骨が細く華奢になってしまい、永久歯が生え揃うだけのスペースを持ち合わせていないことが大きな要因に挙げられると思います。
大人になってから生える親知らずに押され、きれいだった歯並びが乱れてしまうことも珍しくありません。

どうして矯正治療が
必要なの?

どうして矯正治療が必要なの?

きれいな歯並びと正しい噛み合わせで、固いものもしっかりと噛めていれば、成長期の顎骨の発達は順調に進みます。また、歯が整然と並んでいると歯磨きがしやすいので、虫歯や歯周病にもなりにくくなります。
特に歯周病にかかってしまうと、お口の中の細菌が糖尿病や心疾患など全身疾患の要因となってしまうだけではなく、自分の歯を失う大きな原因にもなってしまいます。
「矯正=歯並び」と考えられがちですが、見た目だけの問題だけではなく、「正しい噛み合わせ」も歯を長持ちさせる重要な要素です。
噛み合わせが悪いと、顎関節症を引き起こす可能性も高くなります。
「80歳までに20本の歯を残そう」という「8020運動」を耳にしたことがある方は多いと思いますが、健康的な歯を長持ちさせるためには、正しい噛み合わせと良い歯並び、定期的なケアがとても大切です。

歯並びを良くする
メリットは?

  • 歯磨きがしやすくなり、虫歯や歯周病で歯を失うリスクを減らすことができます。
  • 口元に自信を持って笑えるようになり、表情や気持ちまで明るくなる方が多いです。
  • 噛み合わせを良くすることで、顎関節症などの不具合が起こりにくくなります。

※子どもさんの矯正治療のメリット・デメリットは別ページで詳しく説明しています。